昨日のスタッフとのクリスマスパーティーは、ケーキを2切も平らげてしまい、もちろん“ギトギト”したチキンもでしたが、今日の午前中は、おなかが重いし、血液もドロドロして滞っているようなだるさがあり、久々に身体の危険を感じました。
よってランニング再開です。
もともとランニングマンでしたが、「クリニック開設の準備だし」と言い訳をしてから怠惰になり、3ヶ月半もの間封印しておりました。しかし患者さんと運動=ランニングの話しになると、やはり前のめりになってしまうようで、、でも生活習慣病の予防には大切ですからね。しかしここ約100日も走ってないと、何か口ばっかりで説得力ないし、後ろめたい気持ちもあったのは事実でした。
自宅からいつもの尚子ロードへ。今日は暖かいけど、ウィンドブレーカーで完全防備です。前回走ったときは、半袖・短パンでしたので、どれだけサボってたのか(汗)。1kmもいかないうちに、苦しくなって歩いてしまいます(トホホ)。さらに最近、鼻水も多いので、吸うのが忙しいです(笑)。そんな中、長良川の清流は、今日も健在です。ランナーやウォーカーが結構いました。ここで活動している患者さんも多くみえますので、ジロジロ顔を見てみます。さすがにゼエハアする速さでは走れません。。3ヶ月以上も走ってないと、かなり筋肉も呼吸機能も落ちています。何とか辿り着いた忠節橋で折り返します。
左岸に渡って北上しますが、よそ事を考えていると徐々に慣れてきました。「川原町」の古い町並みを通り抜けると、自然と金華山に向かっていました。。久しぶりのランであることを、もう忘れています。いつものドライブウェイではなく、「七曲がり登山道」をそのまま走って登りますが、さすがにそうは問屋が卸しません。展望台まで3回も歩いてしまい、さらにロープウェイ乗場付近で、足が攣ってしまいました(涙)。こんなことあり得ません。
すごい!クリニックの看板のイルミネーション(?)が、煌煌と輝いていました!
小休憩後は、岐阜城を経由し、一気に帰路を目指します。それにしても、外国人観光客が増えましたね。「めい想の小径」を重力に任せ下ります。こちら方面は自宅が眼下にあるため、見える訳ないのに手を振ってみます。またロード用のシューズなので、尖った岩や石ころが気になります。下界に着いてからはそのまま止まらず、長良橋を渡りペースを上げてみます。低血糖になっているのが分かります。しめしめ!『ということは、肝臓や筋肉のグリコーゲンの分解が進んで、さらに不足したので糖新生が起こり、乳酸や昨日のケーキのバターやチョコや生クリームで体に溜まった脂肪たちが分解されてるぞ!』と気合いを入れ、最後は4分半/キロペースまであげて終了。
帰宅して、速攻風呂に浸かりながらTVを見つつマッサージです。至福のときです。頭のモヤモヤも消え、体内もキレイになった気がします。やはり運動しないといけません。
患者さんにも「運動しましょう」とは言いますが、「忙しいし。」とかおっしゃられると言葉が返せないもどかしさ。私も以前は、「忙しいから。」と運動するなんて考えてもみない時期がありました。しかし目的がどうであれ、意思があればできます。「運動する気」がないだけなんです。「面倒くさい」し、「価値が見い出せない」んです。私がそうだったのですから。。しかし実際運動してみると、恥ずかしい話ですが160/110mmHgあった血圧も、またコレステロールや中性脂肪の値も完全正常化しました。現在も体重は適正体重を維持してますし、簡易で測定する体組成計の体内年齢はここ最近21歳前後で(以前はずっと10代でした)、からだの焦げつきを示すAGEs(終末糖化産物)を先月測定しましたが32歳に相当し、健康寿命はなんと100歳と判断されました。やればできます!そういった健康維持と運動の話しを、外来でどんどんしていきたいのです。「忙しくては仕方ありませんね。」では、まだまだ患者さんとしっかり向き合っていないということですね。もちろん食事(栄養)も大切ですので、少しずつ、その話しも書いていきたいと思います。生活習慣の改善なんて無理だからと、点滴やお薬をすぐ希望される患者さんもお見えになります。その前に、もし努力ができる余地があれば、是非そのお手伝いをしたいですし、生活習慣病で体がボロボロになる前に、それを予防する医学を実践したいと思っています。
本日の走行距離
ロード 約9.5km
金華山登山道往復 約4.2km 合計13.7km
2時間弱の旅でした。100日振りの運動にしては、ハードでした(反省)。