さて梅雨の間、本日はとても暑かったようですね。
午前/午後の診療の合間も、お陰様で手術も忙しく、スタッフとも外に出られないため、天気は患者さんに聞いております(笑)。夜は急に冷えたりしますし、すでにクーラーをかけて汗を冷やしたりされる方もいますので、ご注意下さい。
さて本日は、下肢静脈瘤レーザー手術1か月後の診察にお見えになりました、お二人の患者さんの“ビフォーアフター”を、紹介したいと思います。
個人情報は伏せて掲載許可を頂きましたので、“素敵な2名の女性❤️”とだけ紹介させていただきます。
お一人目のビフォーです。症状は「足がだるい・痛い」です。よくある大伏在静脈の逆流ですが(股の付け根から)、ボコボコしているのは膝から下の枝分かれのことが多いんです。この方は、奥の血管からの不全穿通枝も認めたので、静脈瘤の切除も勧めたのですが、「切らずに治療したい!」との希望により、皮膚を切開せずに管を刺すだけで行う、レーザー焼灼術のみ行いました。
術後1か月アフターですが、手術前の症状はまだ触るとボコッとしています、とのことですが、ビフォーと比較して下さい。すごく減っていると思いませんか!?同じ写真ですよ!思わず患者さんに、言わせてしまいました(笑)。もちろん、術前の症状も消失です。
お二人目のビフォー。
出産後の30代から20数年間静脈瘤を抱え、立ち仕事で悪化、「足の痛み、かゆみ、色素沈着」で受診されました。静脈瘤には血栓を認めており、炎症も強かったです。内服治療・冷却により症状の改善を待って、レーザー焼灼術と静脈瘤切除も行いました。
術後1か月アフターの写真です。太ももの血管は皮膚のすぐ下であり、やや突っ張っていますが次第に消えると思います。膝の後ろのコブは、2,3mmの穴から静脈瘤を抜いております。術前の症状は消失したと思います。
ちなみにアフターの写真は、他の誇大広告のように修正はしておりません!「載せてもいいよ!」と有り難きお言葉を頂いた患者さんも、今までたくさんお見えになりましたが、ようやく報告できました。申し訳ありません。おいおい紹介させて頂きます。
下肢静脈瘤は多くの患者さんが抱えており病んでおられますが、何十年も相談できず、病院にも行きづらい、行っても治療法を紹介されない、方々がまだまだ多くお見えになります。
6月、7月は手術も大変混んできております。夏は暑いので、術後の弾性ストッキングも大変です(汗)。毎年夏は、症状であまり困っていない患者さんは、9月以降にオススメしております。困ってみえる方は、早めの受診をお待ちしております♩♫